わが子は5年生の春から創研学院でお世話になり、中学受験に臨み第一志望の中学に合格することが出来ました。お世話になった先生やスタッフの皆様、一緒にがんばった塾の友達の皆様、親御様、本当にありがとうございます。何度もくじけそうになったわが子を支えていただいた皆様には言葉では表せないぐらい感謝の気持ちでいっぱいです。

振り返りますと、創研学院の先生は一人ひとりの子供に愛情を持ち、それぞれの個性に合わせた指導をして頂いたと思います。わが子はほめられて伸びるタイプでしたので「頑張ってるね」「今回の模試の結果、良くなったね」「最近、伸びてきたね」などと声をかけていただいていたようです。また、今年は中学受験生がわりと少人数だったこともあり、生徒同士がとても仲良しだったと思います。中学受験という同じ目標に向け、お互い励まし合う雰囲気があったようです。そういう意味で創研学院は雰囲気とチームワークがとてもいい塾でそんな環境がわが子にはとても合っていたと思います。

子供の中学受験で一番スランプに陥ったのは6年生の秋ごろだったと思います。努力はしているのに偏差値が思うように伸びず不安になった時期です。そんなときでも塾の先生や一緒にがんばる仲間がいたから投げやりにならず努力出来たと感じています。

わが子の偏差値は実は目標校の80%合格ラインには届いておりませんでした。不安になる私たち親子に対して「志望校に向けた対策をしっかり行えば合格できます。力はありますから!」と先生の励ましの言葉と受験に向けてのプランをしっかりと説明していただきモチベーションを維持しながら頑張りました。特に年末からお正月の試験直前は怒涛の追い込み!でした。やり遂げたプリントやテキストを写真に残したぐらいですから・‥。
努力の甲斐があり、試験1週間前にはコンスタントに志望校の過去問題の合格最低点を20~40点上回る結果が出るようになりました。実はこれは先生がおっしゃっていたシナリオ通りで、モチベーションは絶好調!の状態で本番に臨むことが出来ました。

本番の試験が終わってからわが子は「メッチャできた!算数100点かも!合格する気しかしない!」とハイテンションでした。その日2校目の午後入試を終えてからも自信満々だったのですが、あまりに自借がある様子に、思わず私が採点をしてしまいケアレスミスが何点かあるのに気づき、一転「こんなところ間違えたら絶対合格できない‥・。」と泣き出し、テンションが一気に下がってしまいました。私自身もわが子を励ましながらも不安を隠せない状態になってしまい、家の中は天国から地獄(教訓:本番の試験の自己採点は合格発表まで絶対にしないでください。前だけ向いて進みましょう。)

2日目の試験の直前、先生にお会いした際そのことをお話しすると「いつも30点40点も上回る合格点を出しているから2,3問ケアレスミスがあっても大丈夫。気持ちを切り替えてネ。」とアドバイスをいただき、何とか2日目の試験を終了しました。これで予定していた受験は3校とも全て終了です。

合格発表は3校とも同じ日にありました。結果を見に行く途中でわが子は「塾のみんなが第一志望に合格できたらいいのに・・・。」とポツリとつぶやきました。一緒に頑張ってきた仲間を思う気持ちが自然と言葉に出たようです。自分の結果だけでなく塾の友達全員の成功を祈るわが子の成長に結果はどうであれ中学受験はムダではなかった、と感動しておりました。

結果は受験した3校とも合格することができました。わが子は「努力は報われる」と実感したことでしょう。もしも残念な結果であったとしても「やることはやった」と言える中学受験であったと思います。

中学受験は
(本人の努力) × (家族の支え) × (塾のご指導) × (学友とのチームワーク)
の掛け算だったような気がします。この4つのどれか一つが欠けても私たちの中学受験は成り立たなかったと思います。厳しくも愛のあるご指導をいただいた先生とスタッフの皆様、仲良く一緒に頑張ったお友達の皆様、本当にありがとうございました。