創研学院からのお知らせ |
2025-10-08

2025年9月19日(金)創研学院主催 東京農業大学第一高等学校中等部の説明会を開催しました。
東京農業大学第一高等学校中等部は、一昨年・昨年の夏の説明会に引き続きの開催となり、多くの方にお越しいただきました。
まず初めに、入試広報部部長 赤井郷巳先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
入試広報部部長 赤井先生Message

本校の教育理念は「知耕実学」です。稲作や味噌づくり、北海道での新巻鮭づくりなど身近な食をテーマにした体験は、私たちに深い学びを与えてくれます。授業や行事、ゼミ、クラブも体験活動が豊富です。「農大一中に入学したら〇〇をしたい!」という目標がある生徒の入学を待っています。
※本レポートは、複数年度にわたり実施された説明会の内容をもとに作成しています。学校に確認・許可をいただいた上で掲載していますが、一部過去の説明内容や実際と異なる場合があります。最新の情報については必ず学校の公式HPや直接のお問い合わせにてご確認ください。
さて当日早朝、東京農業大学第一高等学校中等部へ向かいました。小田急線 経堂駅南口から徒歩15分ほどで学校へ到着。人通りの多い「農大通り」という商店街を通るので、子どもたちも安心して通学できそうだと感じました。
▼Googleストリートビュー:マウスや指で自由に操作できます
また、歩道が道の両端に幅広く設けられていて歩きやすいのも嬉しいポイントです。
定期的に看板も見られるので、迷わずに行くことができました。
2023年秋に完成した木のぬくもりあふれる新2号館のラウンジにて説明会を行いました。
はじめに、当塾創研学院専務の山本より挨拶、その後、校長 幸田 諭昭先生から学校概要について、入試広報部部長の赤井先生から学校生活や入試についてお話をいただきました。


学校のモットーである「知耕実学」とは、「実学を通して知を耕す」という言葉で、農大一中・一高を表す言葉となっています。体験を通して本物に触れ、目で見て思いや考えを自分なりに判断して発表・表現することを重視しています。ディベートやグループワーク、プレゼンテーションを多く組み込むことで、失敗しながら学ぶという経験を積み重ねることができます。


学習・授業面では観察や経験をもとにレポートを作成することなどを重視しています。また、実学を支えるため、数多くの取り組みを行っています。
中学1年生では稲作体験を行います。東京農大に縁のある農場で田植え・除草・稲刈りを行い、自分で収穫したお米を食べることができます。中学2年生では大学教授と大学院生とともに、新米と古米の違いについて科学的に検証します。中学3年生では味噌造りを行います。それ以外にも自由参加で醬油作りを体験することもできます。

この全員参加型学習は、系列である東京農大の研究室や施設などを利用して行います。大学教授の直接指導が入るものもあり、専門的な事柄を実体験できるのが大きな魅力です。また、日本を知ることがひいては国際教育につながるという考えのもと、能や狂言を鑑賞するなど、日本の伝統を学ぶことを重視しているそうです。
2025年度より高校募集を停止、完全中高一貫制に移行しました。
また、2月1日の午前に4科目受験にて入試が追加されたことに伴い、中学受験の定員が増加されました。
主な通学経路について教えてください。
家から学校までの距離が10km以下の場合、自転車通学が許可されています。
交通機関でのアクセスの主な経路は以下の通りです。
どんな生徒が多いですか?
「学校生活が楽しい」という生徒が多いです。自分でテーマを決めて3年の期間にわたって取り組む課題研究や、実際に自分で触れて行動する体験学習など、学校として生徒の自主性を「強くする」だけでなく、その自主性を「強くできるようにサポートする」姿勢を大切にしています。
学校行事について教えてください。
他校に比べて行事は多いです。特に宿泊研修と国際交流が多いのが特色です。1年生は4月に河口湖、10月に北海道東部で宿泊研修を行い、翌年度以降も高2の修学旅行まで宿泊行事があります。
東京農大は世界各国44大学と提携しており、大学を通じた国際交流行事を定期的に行っております。3ヶ月もしくは1年の留学授業もあります(希望者のみ)。
部活動はどんな部活がありますか?
現状、以下の部活があります。クラブ活動の加入率は、中等部は9割以上、高校は8割となっており、多くの生徒が自分の好きなことに打ち込み、学年を超えたつながりをつくっています。馬術部と生物部は、全国大会出場レベルの名門です。
大学進学実績の詳細を教えてください。
2025年度は、国公立大学72名・早慶上理190名・GMARCH369名でした(非現役生含む)。学校のホームページに詳細な情報が公開されております。
内部進学率はどれくらいですか?
2025年度の内部進学率は2.0%と低めです。76.7%が他大学進学、20.1%が進学準備となっています。
夏休み等の補習授業はありますか?
夏休み中に12日間程講習を行っています。中1から中3は英語・数学・国語の復習や補修と検定対策、高1・高2は各教科の基礎的復習と受験に向けた発展的演習を。高3では難関国公立、私立大学対策、重要単元復習の講座を開講しています。
一中・一高ゼミや課題研究では共通して「あらゆることが学問になる」という考えが根底にあり、様々なテーマについて学習ができます。
自分が興味を持ったテーマについて、自ら考え、調べる、という習慣をつけることで「自分で体験し感じたからこそより深く知ることができ、自分の言葉に変換できる」という「知耕実学」を体現できているのだと感じました。中学生という早い段階から高度な学習に触れることができ、また同時に学習することの「意義」を感じられるのは大きな成長に繋がると感じました。
《ぜひ学校主催の説明会にもご参加ください》
東京農業大学第一高等学校中等部公式HPはこちら
最後に、校舎見学の様子と校内の様子を写真でご紹介します。※過去撮影分も含みます
| 所在地 | 〒156-0053 東京都世田谷区桜3-33-1 |
| 交通アクセス | ・小田急線「経堂駅」徒歩15分 ・東急世田谷線「上町駅」徒歩15分 ・東急田園都市線「新桜町駅」徒歩20分 |
| 設立年 | 明治24年 |
| 創立者 | 榎本 武揚、横井 時敬 |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。
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