創研学院からのお知らせ |
2022-07-25
2022年6月30日(木)創研学院主催 かえつ有明中学校の学校説明会を開催しました。
学校の教育理念、教育方針、学校での学び、入試情報について、お話を伺うことができました。
かえつ有明中学校の教育理念は、「生徒一人ひとりの個性と才能を生かして、より良い世界を創りだすために主体的に行動できる人間へと成長出来る基盤の育成」です。
常に変化する時代の中でも自分らしく生き、新しい価値観を創造できる人間を育成することを目標としています。
学校見学が開催される際は在校生が自主的に校舎内の案内などをしてくれるそうです。
大きな教育の柱は「ディープラーニング」・「グローバル」・「ダイバーシティ」の3つです。
独自の科目として中学校では「サイエンス科」を導入し、心理的安全性が高まる関係性や自分自身の感情や情動に意識を向け、探求や学びのための土台作りに取り組んでいます。
授業内では情報収集・分析・発表のスキルを学び、創造的な思考力を育んでいます。中学1年生のうちからマイストーリー作成、価値観に関するワーク、人生曲線などの自己分析を取り入れ自分の興味や関心がどこにあるのかを見出していきます。
それがこの科目の核となる部分で、自己探求・興味関心へのディープラーニングに繋がり、掲げている教育方針とも直結しています。
かえつ有明中学校及び高等学校の約1200名いる在校生のうち約350名が外国にルーツのある国際生です。
しかし、あえて国際生クラスを作らずに共同で生活することで、様々な背景を持つ人々とのコミュニケーションを日々取り入れ、その中で自分の気持ちを伝え、相手の言葉を受け止め、たくさんの気づきを得てお互いに高めあっていくことができ、グローバルな視点・マインドを育むことが出来ます。日々の教育活動がそのままグローバル教育に活かされていると言えます。
英語教育に関してはオナーズクラス、アドバンストクラス、レギュラークラスの3つのレベル別で授業を行っており、英語をコミュニケーションのツールの1つとして活用できるような教育をしています。
多彩なバックボーンがある中で他人に流されることなく、自分の意思を持って生きるための教育を行っています。
先の2つの柱にも掲げたような自己分析、そして他者との協働の中で相互理解・思いやりを持つことで、学校の中にも「自分の安心出来る場所」を作り、より良い学校生活を送るための基盤作りに取り組んでいます。
実際に在校生の話を聞くと、「学校全体の雰囲気が良く、どのクラスに行っても友達がいる」「学年の違う生徒同士でも仲が良く、先生も身近な存在」と語ってくれました。
教員数は中学校・高校合わせて110名、職員室横のラウンジでは先生に気軽に質問や相談ができます。進路のことなど込み入った事は隣の面談室でじっくりと話すこともできるようになっています。
また、インターンシップ協定を結んでいる東京理科大学教職課程の学生から学習サポートを受けられる機会が設けられていたり、NPO法人と協力し社会貢献を経験することもできるなど、外部と関わる機会も多くあります。
校外活動の中で年齢の異なる人々と関わることで、相互理解・自己表現も培うこともできるそうです。
■グラウンド
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全部で27の部活動があり、中でもテニス部は中学生・高校生合わせて約120名、生徒数の1割が入部しています。北側グラウンドをメインに使用していますが、近隣の有明テニスの森まで行って部活動を行うこともあります。
サッカー部や陸上部が使用する南側グラウンドは体育の授業でも使用されるため、膝や腰の負担軽減のため人工芝が敷かれています。
体育祭も南側グラウンド開催されています。
■体育館
体育館は1200名を収容できる大きさで、全校集会などは体育館で行われています。
入試の際の受付および保護者待機場所になるタラフレックス張りの体育館ではバレーボール部やバスケットボール部、バドミントン部などが活動をしています。
また、2020東京オリンピックでは会場と近いこともあり、バレーボール日本代表チームの練習場所としても使われたそうです。
その際に床が本番仕様のものに張り替えられ、さらにオリンピック終了後に現在の鮮やかな青色に張り替えられたそうです。
■情報センター「ドルフィン」
図書館は、生徒が知識の海原を泳ぐ様子をイメージして「ドルフィン」と呼ばれています。
その「ドルフィン」は、PC室、プロジェクトスペース、図書館が一体となったエリアで、同時に5クラスが授業を展開できる大きさです。プロジェクトスペースは主に、高校生の科目である「プロジェクト」の発表の場として利用されています。
図書館には5万冊の蔵書があり、必要に応じて検索や貸し出しが可能です。また、江東区の区立図書館と連携しているため、その蔵書を取り寄せて借りることもできます。
今回の学校説明会では、ドルフィン内にたまたまいた在校生に先生が声をかけ、即興で話を聞かせてもらうことができました。在校生はかえつ有明中学校に入学してからの軌跡や、学校のよいところを発表してくれました。
日頃からプレゼンテーションに慣れている生徒たちだけに、即席の発表にも関わらず、流暢に自分の体験を説明できる姿が印象的でした。
発表が終わった後、先生が「かえつ有明中学校ではこういう生徒を育てていきたいんです!」とおっしゃっていました。
他校の学校説明会ではあまり見られない、かえつ有明中学校の特徴を垣間見ることができました。急遽ご協力いただいた生徒の皆さん、ありがとうございました!
■和室
和室も完備されていて、日本文化部や文芸部などが活動に使っています。
当日はこの場所で、参加者の質疑応答が行われました。
■カフェテリア
教室棟の1階はカフェテリアがあり、コンビニ自販機が設置されているため昼食や軽食を買うこともできます。昼食は自宅からお弁当を持ってくる、途中で買ってくる以外に、日替わり弁当をインターネットで注文することもできるそうです。
※コロナ対策のため使用を限定している可能性があります
Q. 特待入試では一般合格もありますか。
A. 一般合格もたくさん出しています。入学者の約8割は特待入試を受験した生徒です。特待生は全体で20名程度を予定していて、当日の成績次第ですが、そのうち7割を1種特待、3割を2種特待としたいと考えています。
Q. 複数回受験による加点はありますか。
A. ありません。学校側として複数回受験を基本として考えておりますので、2科4科型入試の全4回とも、同じ難易度・同じ形式で作問しています。
Q. 在校生は塾などに通っている人は多いですか。
A. 大学進学に向けた学校内の学習支援センターがあり、現役の予備校講師も学校内で講座を開いています。学校の授業とリンクしているため内容に乖離がなく、負担になりにくいです。
Q. 補習などはありますか。
A. 普段の宿題の提出状況、定期テストなどから判断してまずは声掛けから行います。小テストなどで補習を義務化してしまうと「どうせ放課後にサポートしてくれるからいいや」という考えや、「部活動を積極的になりたい時期なのに」という思いを断ち切ってしまい、関係性の悪化や主体性がなくなってしまうので、声掛け→カウンセリング→フィードバック→実行のルーティン化を行い、自主的に取り組むようにします。
Q. 入学の際にパソコンやタブレットの準備は必要ですか。
A. はい。次の3点の事項が備わっていれば、こちらから指定はしませんが、2月の新入生ガイダンスでお勧めのものを斡旋販売しています。
・WiFiに繋がる
・Webカメラを搭載している
・キーボード操作ができる(ワイヤレスキーボードでも可)
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所在地 |
〒135-8711 東京都江東区東雲2-16-1
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交通アクセス |
りんかい線東雲駅より徒歩8分 |
設立年 | 1903年 |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。
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