合格体験記 |
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2020-02-09
涙は流したけれど、この経験
この挑戦はかけがえない宝物
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掲示での合格発表で不合格はわかっていました。その後にWebに掲載された得点の画面を見てその時初めて息子が大きなため息をついてひと言だけ呟きました。「あと3点…」
4年生のころから目指してきた憧れの第一志望大阪星光学院。
あと1問取ることが出来ていたら合格でした。でも息子は残念ながら取ることが出来ませんでした。
普段の授業や過去問演習の中であと1点・あと1問の大切さを何十回と先生から言われてきたと思いますが、本当にあと1問取れなくて落ちてしまう現実を息子は経験しました。取りきることが出来なかった原因は色々とあると思いますが、親から見た最大の原因は、何事においても最後の最後まで徹底的にやりきることが出来なかったことかなと思います。
息子の中に後悔の気持ちはありません。
それでも模試の判定が良かった、週テストや組分けテストで上位をキープ出来た、過去問で合格最低点をクリアした等、そういう1つ1つのことが息子自身の中にいつの間にか過信という形で芽生えてしまい結果的に自分自身を甘えさせてしまったのかなと思います。
不合格の報告に行った時も、ご縁をいただいた第二志望校明星中学校の合格発表を塾で先生方と一緒に確認した時も息子は1度も涙を流すことはありませんでした。
しかしながら不合格の報告をして塾から自宅までのいつもの帰り道で「合格して先生にありがとうございました。って言いたかった」「先生はいっぱい応援して励ましてくれて背中押してくれたから絶対に合格したかった」「ホンマに星光合格したかったのに…出来なかった…」そう言いながら息子は静かに泣きました。
11歳9ヵ月で経験した大きな挑戦は残念ながら不合格となり達成することは出来ませんでした。
それでも息子のような平凡な子どもが最難関校に挑戦することが出来たのは寝屋川校の先生方の御指導のおかげだと思っています。
初めて受けた全国統一小学生テストの偏差値は国語41、算数52。そこから息子の中学受験はスタートしました。
山あり谷あり…時には谷底まで転がり落ちたことも何度もありました。でも、その度に寝屋川校の先生方は前向きに「大丈夫や!〇〇くん一緒に頑張ろう!」と優しく励ましていつも息子のことを見守って支えて応援して下さいました。
中学受験に挑戦した日々の中で頑張ったこと、嬉しいこと、悔しいこと、残念なこと…さまざまな経験をしたことにより息子の心はほんの少し強くなりました。
教室のドアを開けるといつも息子は先生方の暖かい笑顔で迎えてもらえて勉強のやる気スイッチを入れてもらい、そして最後まで寄り添って全力で御指導していただき支えてもらいました。
寝屋川校の先生方と一緒に勉強して共に過ごした日々は息子にとってかけがえのない宝物となりました。4年間本当にありがとうございました。