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2022-06-21
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とあります。
そもそも『理論と根拠』って何?
そう思われた方もいるかもしれません。
今回は「理論と根拠とは何か?それらを身につけるとどのようなメリットがあるのか?」
についてお話しします。
理論と根拠について生徒にいつも話している「ゲーム」を例に挙げて説明します。
(難しそうな話をするときは、楽しいわかりやすい身近な例をあげます。詳しくは【松山東校POLICY】たのきびしい塾をご覧ください)
例えばいまやっているゲームで
・倒せない敵がいる。
・クリアできないステージがある。
・1位になれない。
その時に
・何も考えずにゴリ押しでひたすら何回も繰り返す
・倒せるまで、クリアできるまでとりあえずやり続ける
このようなやり方では、おそらくクリアできないし、クリアできてもかなり時間がかかってしまいます。
難敵を倒す、ステージクリアするために
・敵がある動きをしたときは、こんな攻撃が来る
・10ターン目には大きな攻撃が来るからそれに備える
・前回このステージのこの場所で倒されたから、生き残るために○○しないといけない
・なぜクリアできないのか?を考える…
上記のようなパターンやルールなどの知識や経験を得て、なぜ倒せなかったのかクリアできなかったのかを考え改善して、自分のものにすることで、結果が出てきます。
またそこで得た知識や経験は、その敵、そのステージにしか通用しないものではなく、他の敵、ステージ、また違うゲームでも役に立ちます。
この知識や経験が『理論』であり、
なぜダメだったのか?なぜそうするのか?が『根拠』です。
さて、授業の話にもどります。
・これは大事なところだからがんばって覚えてください。
・この問題はこのように解きます。分かりましたか?
・あなたが間違えた問題の答えはこれです。
というような指導はどう思いますか?分かりやすそうですか?
私たちからするとこのような授業はテキストや参考書に書いていることを読んでいるだけです。
もちろん、覚えてしまわないといけないものもあります。
しかし、私たちはそれを最小限に抑えて、
1つの理論が多数のことにつながる工夫をして授業を行います。
例えば暗記科目と言われる中学社会で
地中海式農業について説明する場合には、
「地中海式農業はブドウ、オリーブ、小麦を栽培する」
という事実を一方的に伝えるのではなく、生徒に発問を交えながら
講師「日本人の主食は何?」→生徒「米」
講師「なんで米を食べるの?」→生徒「米が好きだから。たくさん米があるから。」
講師「米がなんでたくさんあるの?」→生徒「たくさん出来るから。水が多いから。栽培に適しているから。」
ここでの理論『その土地で作られているものが、食生活に関わる』
講師「地中海ってどこ?」→生徒「イタリアの下」
講師「イタリアの料理と言えば?」→生徒「パスタ。ピザ。」
講師「パスタ・ピザの原料は?」→生徒「小麦」
講師「パスタに何かける?」→生徒「オリーブオイル」
講師「それ食べてるときのドリンクは?」→生徒「ワイン」
講師「ワインの原料は?」→生徒「ブドウ」
講師「地中海式農業はブドウ、オリーブ、小麦を栽培するからその辺の人はパスタにオリーブオイルかけて、ワイン飲んでる!」
このように、「この土地では○○が作られる」という事実を伝える説明をするのではなく、
身近な日本の食生活と農産物の関わりを結びつけることにより、世界の農業についても考え、理解することが出来るのです。(新しい知識と現在の知識を結びつける)
また生徒に「なぜそうなるのか?」という発問をして、根拠を考える習慣を身につけてもらい、
自分で問題演習する場合も「なぜ自分の答えが違うのか」「なぜ解答のようになるのか」と考えることで学力向上につながります。
今回は例として社会を挙げましたが、他の科目においても理論と根拠を重視して授業を行っております。
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