創研学院からのお知らせ |
2025-10-10

2025年9月12日(金)創研学院主催 大妻中学校の説明会を開催しました。
説明会では貴重なお話を、校内見学では大妻中学校の魅力を肌で感じることができました。
まず初めに、大妻中学校の長谷先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。


※本レポートは、複数年度にわたり実施された説明会の内容をもとに作成しています。学校に確認・許可をいただいた上で掲載していますが、一部過去の説明内容や実際と異なる場合があります。最新の情報については必ず学校の公式HPや直接のお問い合わせにてご確認ください。
大妻中学校の徒歩圏内には半蔵門駅・市ヶ谷駅・九段下駅と3つの駅があり、どの駅からでも通学可能です。
今回創研学院のスタッフは半蔵門駅から向かいましたが、大妻通りはとてもきれいな町並みで歩きやすく、近くに大妻女子大学があるため人通りも多く、安心して通える環境です。
中学校正門には木々が植えられており、都会にいながらも自然を感じることができます。
説明会開催当日は天気が良かったこともあり、正門から見る校舎はとても爽やかで、伸び伸びと学校生活を送ることができる環境だと感じました。
※Googleストリートビュー:マウスや指で自由に操作できます


説明会の最初には、校長の赤塚宏子先生からお話をいただくことができました。
赤塚先生は、この4月より教頭・副校長を経て、校長先生に就任され、伝統ある建学の理念を礎に、社会の要請に応える新たな教育に積極的に取り組み、伝統と革新の融合が生徒たちの可能性を最大限に引き出す鍵であるとおっしゃっていました。
担任の先生が仮装する行事の際の写真も見せてくださり、生徒と先生の距離感の近さ、大妻の生徒たちの元気さ、活発さを感じることができました。
▼大妻中学校の魅力
大妻中学校の魅力の一つに校訓「恥を知れ」が挙げられます。これは「自らの行為が正しいのか、自分で判断しなさい」という意味で、大妻ではこれが自分で判断できるようになることを目標に、自分自身の心を育てていきます。
そしてもう一つに「先生と生徒の距離感が近いこと」が挙げられます。校長室のドアはいつも開いており、休み時間になると生徒が校長先生とお話する光景がよく見られるとか。お掃除当番表のようなものを改良し、校長先生がどこにいるのか見える化されています。
現場の先生からのお話でも、「先生と生徒の距離が近いこと」をこの学校の特徴として挙げられていました。職員室がガラス張りになっており、いつでも生徒が入りやすく、勉強面での質問はもちろん、精神面での相談事もすぐにできる。そんな環境が整っているからこそ、心穏やかに落ち着いて生活でき、「学びへの安心感」も生まれているとおっしゃっていました。
▼部活動について
大妻中学校にはクラブ・同好会があります。
バトントワリング部は昨年の全国大会で金賞、マンドリン部は大阪の大会(マンドリン部全国大会)で朝日新聞社賞(第2位に相当)を収めるなど、運動部・文化部問わず活躍の場を広げています。また文化祭では日本舞踊や書道の発表があるなど、学校行事でも部活動の一員として輝ける場があります。
どのクラブに入っても、友人と互いに励ましあい、共に高めあう時間は一生の宝物になるでしょう。

▼大妻中学校ならではの教育
赤塚先生の育てたい生徒像として「あの人と一緒に働きたい」と思われるような魅力ある女性、VUCA時代をたくましく生き抜ける女性というのがありました。

その上で進化させる教育として、「STEM教育」「グローバル教育・探究教育」「非認知能力の育成」の三本柱を挙げられました。
大妻では現在高校生の半数が理系を志望しているそうで、それに伴いSTEM教育の充実をしております。
グローバル教育・探究教育として7年目を迎える模擬国連が挙げられており、大妻は日本最大の模擬国連会議の主催校であり、中学1年生はグローバルスタディーズとして全員が取り組みます。
模擬国連については、教頭の関先生からも詳しくお話をいただきました。模擬国連は自国ではない他国の代表としても話すので、強制的に物事を多角的に捉えることができます。

また、非認知能力の育成として、かかわる力講座、部活動や行事を通して共感力や協調性、集団突破力を養っていきます。 大妻中学校では、6年間の学びを通し、自分が将来何をしたいのか、どこの大学に行きたいのかを考えさせ、常識にとらわれず、自分の好きな生き方ができるようになることを目標としています。
続いて、保護者の皆様よりいただいておりました質問事項につきましての回答をご紹介します。
一般入試の傾向に変更はありますか?
入試の難易度・傾向に変更はありません。過去問で傾向対策をしっかりと行うことが大切です。基礎・応用ともバランスよく出題します。算数は全問記述式で途中式まで見ます。解答が誤答であっても考え方の部分も評価しますので図や式をのこしておくようにしてください。
また、それほど多くありませんが、繰り上げ合格もございます。
※一般入試で第1~3回のうち、2回以上受けている人を優先して繰り上げ合格を行っております。
大学入試は一般入試で合格する方と推薦入試で合格する方の割合はどれくらいですか?
合格者の約8割は一般入試です。
推薦入試は卒業生273名中40名(2割未満)が利用しています。(2023年度回答)
英語の授業はレベル別ですか?
中学校では通常の授業は、レベル別に分かれておりません。ただ、放課後に「アドバンス英語レッスン」 という講座を開講しており、発展的な内容を扱っております。(2024年度回答)
通塾率はどのくらいですか?
学校の授業がしっかりしているため、授業のみで完璧にしている生徒が大半で、中学生の通塾率はあまり高くありません。
予習の仕方をしっかり教えているため1日の学習時間も予習+小テストの勉強(計1~2時間程度)でしっかりと定着させることができます。
高校2年生から自習室の利用等を求めて通塾する生徒が増える傾向にあります。
お昼ごはんはどのようにしていますか?
基本はお弁当を持参している生徒が多く、食事場所は教室やカフェテリアを使っている生徒がほとんどです。お弁当を持参しない場合は、カフェテリアで購入できます。

先生方の「生徒をあたたかく支えたい」という、赤塚先生のおっしゃっていた“教師だからこそ大切にしたいこと”がとてもよく伝わる説明会でした。
ダンス部の動画や生徒100人アンケートという動画からは生徒一人一人から大妻の魅力が表現され伝わってきました。
大妻中学校では、生徒一人一人が個性を尊重し、課題意識を持って、どのようにみんなで協力して突破していくかというのを学ぶことができる最高の環境が整っていると感じました。
ぜひ学校主催の説明会にもご参加ください!→ 大妻中学校の公式HPはこちら
| 所在地 | 〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地 |
| 交通アクセス | ・東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口 徒歩5分 ・東京メトロ有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅」A3出口 徒歩10分 ・JR中央線/総武線「市ヶ谷駅」徒歩10分 ・東京メトロ半蔵門線/東西線/都営新宿線「九段下駅」2番出口 徒歩12分 |
| 設立年 | 1908年 |
| 創立者 | 大妻コタカ |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。
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