2021年9月24日(金)創研学院主催 実践女子学園中学校 説明会を開催いたしました。

当日、実際に学校へ伺い、感じたことをお伝えいたします。

「実践力」を養う3つの教育

英語のクラスについては、入学時にプレイスメントテストを実施します。一般・中級・上級のクラス編成を行い、幅広い生徒レベルに合わせて4技能（聞く・話す・読む・書く）をバランスよく育成しています。入学後は進級時にリプレイスメントテストを実施し、上位クラスへの移動も目指すことができます。

また、英語ネイティブ教員は10名在籍し、校内では日常的にコミュニケーションをとる姿がみられます。自学自習においては、全学年ともに「スタディサプリENGLISH」を導入し、朝学習でも活用しています。現中3の中2時のライティングスコア（GTEC　Core）は全国平均を10点以上上回る結果が出ており、年々プログラムの改善が図られています。

さらに、海外留学を希望する生徒等を対象には、放課後講座や英会話講座も実施しています。

総合的な探究の時間では、「持続可能な開発のための教育（ESD）」を展開しています。

実社会や実生活などの身近な内容と自己との関わりから問いを見出し、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することに取り組みます。

「学校生活すべてが感性表現教育」との視点に立ち、日々の授業や学校行事で心を育てる取り組みが行われています。

特徴的なのが、中1と高3で行う「礼法」の授業です。日常で意識するのが難しい所作の一つ一つを学び、自信の持った立ち居振る舞いを身につけます。卒業生からは、「就職活動の際、自信をもって面接に臨むことができた」との声も多く上がるそうです。

また中1は「日本文化実習」が必修となっています。華道・茶道・筝曲・和装着付・仕舞から一つを選択し、各流派の先生から年間を通じてお稽古を受けます。伝統ある女子校だからこそ得られる貴重な機会ではないでしょうか。

充実した校舎環境・先生方との距離の近さ

実践女子のキャンパスは、渋谷という立地ながら閑静な文教地区にあります。広大なキャンパスでは生徒がのびのびと過ごせる環境が整えられています。オンラインでのキャンパスツアーでは、担当の先生が広い校地内を回って施設設備を紹介してくださいました。

毎年4月になると、教室移動に困っている新入生に対し、上級生が声をかけてあげる光景が恒例だそうです。

また都内女子校の中でも、実践女子は1学年240名と比較的規模が大きい学校です。しかしながら、中1は1クラス30名での編成となっており、先生方がきめ細かく中学生としての自覚と学習の基礎を育てています。学習面では、日々の小テストや宿題により着実に学力をアップさせています。

ある卒業生からは、「中学生の間は、先生が細やかに学習面や生活面でサポートしてくれた。一方、高校生になってからはあらゆる場面で自立を促された。」との声があったそうです。

オンラインでのキャンパスツアーや生徒主体のアトラクション（ネイティブ教員との英会話、高校ダンス部の発表）では、担当の先生が生徒にインタビューする場面が多くありました。思わぬ機会に驚いた表情をみせながらも、どの生徒も自分の言葉で誠実に想いを語る姿が見られました。まさに日々「実践」を心がけている先生方と生徒の姿勢が垣間見えた瞬間でした。

多様なコース設定・生徒の希望を叶える進路

中高とキャンパスが隣接している実践女子大学への進学は23.3％（令和2年度）となっており、図書館利用や単位取得も可能です。併設大学との積極的な連携を通し、生徒は大学での学びを具体的にイメージした上で、各自の進路決定に生かしています。

高校進学後は、「発展コース（国公立大学や最難関私立大学を目指すコース）」「教養コース（主に実践女子大学への進学に対応し、幅広い選択科目が選べるコース）」「文理コース（文系、理系ともに私立難関大学を目指すコース）」の3つに分かれます。内部進学、指定校推薦、公募型入試、一般入試とそれぞれの生徒の目指す進路をサポートしています。

創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。