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本郷中学校 説明会を開催しました!【開催レポート】

 

本郷中学校

 

 

2022年に創立100周年を迎える男子校
~「建学の精神」を貫きながらも、常に進化を~

 2021年9月28日(火)創研学院主催 本郷中学校の学校説明会を開催させて頂きました。

 

 佐久間校長先生、福島教頭先生、入試広報部長の野村先生から、本郷中学校の建学の精神、教育方針、学校での学び、入学試験のことなど、お話を伺うことが出来ました。

 

建学の精神「個性を尊重した教育を通して国家有為の人材を育成する」

 現香川県、旧高松藩主 松平家第十二代当主、松平賴壽(よりなが)先生により本郷中学校は創立されました。

 

 「強健・厳正・勤勉」という校訓のもと、創立以来一貫して「社会でリーダーたる人材の育成」を目指されています。HPには、100周年のお祝いに、名だたる卒業生の方々が言葉を寄せていらっしゃいます。

 

 

3つの教育方針

「文武両道」:つながりが生む相乗効果

 「武」の最も象徴的なものが「クラブ活動」です。中学1年生は入学後必ずクラブ活動に所属します。中学2年生以降は必修ではなくなりますが、中学は98%、高校は85%の生徒がクラブ活動に所属されています。運動部と文化部の割合は、運動部70%、文化部30%です。未経験で始める生徒も多く、漫画やオリンピックの影響で選ぶことが多いそうです。

 

 運動部の中では、ラグビー部、陸上部、サッカー部などの活躍が有名です。文化部の中では、科学部が全国で活躍され、社会部は全国だけでなく、世界大会へ出場されるなど、様々なクラブが幅広く活動されています。中高6年間、最後までクラブ活動を頑張ることが出来ます。「文」(学習)と「武」(部活動)は、繋がっており、両方頑張ることで成長していった卒業生のお話を伺うことが出来ました。

 

 

 また、「縦の繋がり」といって、先輩と後輩の繋がりが密なことも大きな特徴です。中学1・2年生合同授業を設けることで、保護者や教師からアドバイスを受けるよりも、生徒に響きやすくなります。例えば、「中間試験の前日は何時に寝ればよいか」という中学に入っての初めての中間試験で不安な後輩からの質問を先輩が答えるといった、疑問を聞きやすい環境が整っています。コロナ禍においては、中学2年生が中学1年生のために、動画を作成してくれるなど、全員で高め合おうとする精神が培われています。さらに、英語検定(英検)の受験も積極的に行われ、2次試験の面接練習は、教員ではなく、先輩後輩でロールプレイをする形式をとられています。

 

 

「自学自習」:能動的に、計画的かつ独創的な学習

 自学自習を実践するきっかけとして、独自の数学検定試験「本郷数学基礎学力検定試験」を中学1年生から高校2年生まで必修としています。長期休暇明けに実施される試験で、得点に応じて「級・段」が認定されます。結果は職員室の横に、張り出しされ、成績優秀者は全校生徒の前で表彰されるそうです。普段の成績表には、全く反映されませんが、「先輩や後輩に負けたくない」「より高い級や段を目指したい」というチャレンジ精神を刺激し、自学自習に繋がっています。在校生はHPから過去問を見ることも出来ます。

 

 

「生活習慣の確立」:自己管理能力を育む

 宿題の取り組み方が、社会人になったときに仕事への取り組み方に直結していきます。生活記録表や手帳を用いて、「自己管理能力」を高めていくよう指導されています。入学したばかりのときは、中学受験の道のりの中で、保護者にスケジュール管理をしてもらうことが当たり前になっている生徒も多いです。その当たり前だったことを、入学後は生徒自身でできるようにしていくことが大事だと仰っています。

 

 そのために、まずは保護者会において、生徒自身でのスケジュール管理の協力を、保護者の方にお願いされているそうです。例えば、中学1年生のはじめての中間試験で、スケジュール管理がうまくいかず、失敗したとしても、「では、次はどうすれば良いか」ということを、自分で工夫していけるように成長していくことが出来ます。「失敗を安全に経験できる場所」、これが本郷中学校の強みの一つではないでしょうか。

 

 また、始業前10分間の「朝読書」も生活習慣の確立に大きな役割を果たしています。朝読書中に、眠そうな生徒やダラっとしている生徒には、「夜遅くまでゲームなどしていないか」などの声掛けもあるとのことです。日々の生活をきちんと確立されていけるように、先生と生徒たちは、良い距離感を保ちながら学校生活を送られています。

 

入試に関して

①毎年、受験者の方に解答例の配信をされています。自己採点がすぐ出来るように、受験生には日ごろのテストから自分の解答を問題用紙に書き込んでいくことも慣れてほしい、というアドバイスもくださいました。

 

②不合格者の方には、得点の開示をされています。決められた時間に、受験票を持って学校へ直接足をお運びください。

 

③繰り上げ合格は、複数回受験者の方から選出されています。例えば、もし②で1点だけ足りない場合でも、複数回の受験でない場合は対象外になりうるそうです。繰り上げ合格者には、お電話にて連絡がいきます。

 

 

大学卒業後のその先の未来へ

 

本郷中学校校舎入口

 

 21年度も東京大学に現役8名、京都大学現役4名が合格され、卒業生329名中、国公立大学合格者は103名、早慶上智東京理科大学には304名が現役合格されています。数多くの大学から指定校推薦も受けられています。
 ただし、大学進学だけにとらわれるのではなく、「どの道に進みたいのか。どう生きたいのか。」を6年間で模索し、目標を具体化し、目標に向かって自分を高めることが出来るよう、本郷中学校・高等学校では進路指導されています。そのときも、あくまで自分で考えられるようにサポートしてくださっています。

 本当の意味での自主自立を育む環境が本郷中学校には備わっています。生徒による学校見学会、学校説明会、入試説明会も今後予定されていますので、ぜひご参加ください。

 

 

本郷中学校 基本情報
所在地 〒170-0003 東京都豊島区駒込4-11-1
交通アクセス JR山手線・都営地下鉄三田線『巣鴨駅』徒歩3分
設立年 1922年
創立者 松平 賴壽

 


 

本郷中学校を目指すなら創研学院

 

 創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

 

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

 

 

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