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中央大学附属横浜中学校 Zoom説明会を開催しました!【開催レポート】

 

 

2022年7月9日(土)創研学院主催 中央大学附属横浜中学校の学校説明会を開催しました。

Zoomでの開催となりましたが、たくさんの保護者の方にご参加いただきました。

 

学校の歴史

校章

コミュニケーションロゴ

 

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

元々は横浜山手女子中学校・高等学校という女子高でしたが、2010年に中央大学横浜山手中学校・高等学校へ改称、2012年に共学化が開始されました。

 

神奈川県では初の中央大学附属校となっています。

 

 

 

 

生徒の様子

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

男女の割合は例年女子が多めになっているそうです。

活発な生徒や大人しい生徒など様々ですが、真面目に取り組む生徒さんが多い印象とのこと。

通学に関しては横浜市57%、川崎市17%となっていますが、13%ほどは他県からも通っているようです。

 

 

 

中央大学の附属校

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

附属校のメリットは、早い段階で進路の話を聞くことができる点です。

中央大学の教授による講義や、卒業生の先輩達が在学生向けに行ってくれる附属生向けのオープンキャンパス

があるそうで、リアルな話を中学生のうちに聞くことができます。

「大学」というもののイメージを早々につかむことで、他大学への興味もわき、自ら一般受験を決める生徒もいるそうです。

 

▼内部推薦の割合

例年7割程度が中央大学へ進学しますが、昨年はコロナ禍ということも影響し、77%と内部推薦の割合が少し増加したそうです。

 

▼他大学併願制度

中央大学への推薦枠を確保した上で、他大学への併願受験も可能になっています。

 

▼内部推薦の注意点

 

理系
理工学部と国際情報学部が選択可能。全員分の推薦枠は無いため、生徒たちは基本的に一般受験も想定して理系を選択します。国公立・医療大学など自ら他大学への受験を希望する生徒も一定数いるため、内部推薦希望者は現状、全員推薦枠をもらえているそうです。
文系
理工学部以外の学部は全て選択可能。ほぼ全員分の推薦枠が確保されていますが、学習成績上位の生徒から希望の学部へ進学することになるので、成績が振るわない生徒は希望の学部に入れない場合があります。法学部の人気が高く、希望する場合は学内でだいたい真ん中より上の位置にいることが必要とのことです。

 

カリキュラムについて

全員が受験カリキュラムで基礎から学ぶ形をとるため、確かな学力を持った卒業生を送り出すことができます。

国数英の授業は通常の1.5倍程度で土曜日の午前中に4時間授業があります。

 

▼中学生

 

 

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

英数国を中心に基礎からしっかりと学びます。授業の進度について、速すぎることはなく、中2の時点で中3の内容が終わるようなスピード感で進めているそうです。

 

 

▼高校生

 

 

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 
高校1年生
内進生(中学から入学した生徒)と高入生(高校から入学した生徒)では進度が異なるため、高1時のみ別のクラスにしています。
高校2年生
文系、理系を選択します。
高校3年生
文理それぞれ、国公立コースと私立コースに分かれます。私立文系は中央大学内部推薦で考えている生徒が多く、その他のコースは一般受験も想定していることが多いようです。

 

 

部活動

グラウンド

トレーニングルーム

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

強制ではなく任意での参加となっていますが、8割~9割が部に所属しているそうです。

運動部は週5日、文化部はだいたい週2~3日程度活動しており、高2が中心となって部の方針を決めています。

平日の活動時間は2時間程とやや短めですが、学習・部活を両立するための時間設定となっています。

説明会の中で写真とともに施設の紹介がありましたが、設備がとても充実していて、やりたいことを実現できる環境が整っている様子でした。

 

 

 

昼食について

参照:中央大学附属横浜中学校公式HP

 

ランチルームで食券を販売しています。パンの自動販売機などもあります。

実際にランチルームを使用しているのは全体の3割ほどで、7割の生徒は教室でお弁当を食べているとのこと。コロナ禍のため、教室ではスクリーンを下ろし、映画や見たい映像を流して黙食をしているそうです。

 

 

入試について

4教科受験で、配点は算国:150点、理社:100点の500点満点。男女合わせて4教科の合計点で判定されます。

例年倍率は3倍程度で、2回受験した場合の特別措置は特に無く、1回受験でも2回受験でも平等に扱われます。

詳細は9月頃、学校の公式HPに掲載される予定とのことです。

 

 

 

質疑応答

 

Q.他大学を受験する生徒さんの中学と高校入学の比率を教えてください。

A.中学で入学した生徒の方が他大学への進学希望が多いと感じます。

 

Q.学習フォローについて教えてください。

A.全員受験カリキュラムということもあり、内容の難易度が高いので、上位者向けのフォローは無くても授業だけでレベルアップできる内容になっています。
また、職員室がガラス張りなので、生徒たちが気軽に質問できるような環境が整っています。

授業に遅れをとってしまっている生徒については、定期試験1週間前から行われる学習強化週間に個別で対応することもあります。

 

Q.中央大学への内部推薦で人気があるのはどの学部ですか。

A.一般入試が難しい法学部が人気です。年度にもよりますが、学内での成績が真ん中より上ぐらいであれば法学部に進学できる確率が高いと思います。

学年での自分の順位は学期ごとに本人にのみ開示されるので、それを見て自分の位置を確認することができます。

 

Q.女子の割合が思っているよりも高い印象を受けましたが、男女比を5:5にしない理由はありますか。

A.入試の実力で判断しているというだけで、男女の割合についての理由は特にありません。

男子がものすごく少ないという訳でもないので肩身が狭いということもなく、男女の仲も良い印象です。

 

Q.留学制度について教えてください。

A.学習状況が悪くないという条件で長期留学ができます。

この場合、留年・単位認定のいずれかを選択できますが、単位認定の場合は中央大学への内部推薦権がなくなります。

留学する生徒のほとんどはこの単位認定を利用しており、英語力を生かして一般受験に臨んでいます。

 

Q.年々レベルが上がっている印象ですが、入試問題の難易度変更はありますか。

A.難易度を変更する予定はありません。例年同じぐらいの難易度で各分野からまんべんなく出題することを心がけています。

各教科担当が手応えのある内容に変更することで授業が盛り上がり、生徒たちのレベルが年々上がっていっているのではないかと思います!

 

 

 

終わりに

今回はZoomでの学校説明会開催となりましたが、たくさんの方にご参加いただきありがとうございました。

全員が受験カリキュラムのため、内部推薦・一般受験どちらでも対応できるという点がとても魅力的だと感じました。

内部推薦の場合も、学力に自信を持って大学へ進学できるのではないでしょうか。

 

学校説明会・見学会の日程につきましては中央大学附属横浜中学校公式HPをご覧ください。

 

 

中央大学附属横浜中学校 基本情報
所在地 〒224-8515 神奈川県横浜市都筑区牛久保東1丁目14番1号
交通アクセス

横浜市営地下鉄「センター北」駅 徒歩7分

設立年 1908年
創立者 渡邊たま

 


 

 

創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

 

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

 

 

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