くずは校 |
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2023-05-23
“気付けば受験生になっていた"私に
火をつけてくれた恩師の言葉や
国語を得意科目にしてくれた先生、
暖かいこの塾に感謝でいっぱいです。
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私が本格的に受験と向き合ったのは高校3年生の春でした。
当時まで部活動を主体としていて勉強とは無縁だった私の生活は“受験生”と名乗れる資格のあるものはどこにもなく“気付けば受験生になっていた”というのが本音です。そんな私の心に勉強の火をつけたのは國府先生という私の恩師であり心から尊敬している先生で創研模試の私の答案を見ただけで「こいつはできる。絶対に伸びるぞ」と真っすぐな眼差しで私を見てくれました。それが嬉しくてその時の私は「絶対この先生について行って受験に合格してやる」と自分の心に誓ったのです。
その日から私は部活を辞め放課後には一番に自習室に来て机に向かうようになりました。何から始めて良いかもわからず自分の進路も決まっていませんでしたがとにかくやってやろうと思って必死に勉強しました。しかし普段の学校の予習はおろか、1,2年生の基本的な知識さえ身についておらず始まったばかりの受験勉強に絶望を感じたのを思い出します。
また、夏になると周りの皆がどんどん賢くなっていくのが目に見えて分かり、それについていけない自分の未熟さが日に日に増している気がして本当に辛くて悔しくて悔しくて、皆よりできないなら皆の倍やったらいいやん。と弱虫な自分に言い聞かせるようにしていました。
季節は秋になりいよいよ公募推薦入試が迫ってきた頃「最近国語ができるようになってきたな」とある先生から嬉しい言葉を頂きました。小さい頃から読書や文章を書くことが好きだった私は気づかぬ間に国語が好きな教科になり、そして先生からのこの言葉で得意科目へ変わりました。自分にも武器があるということは私の心を軽くそして強くしてくれました。国語を武器にして臨んだ入試を経て私は龍谷大学に合格することができました。
受験期、毎日本当にしんどくて辛いことばかりですが、大切なのは上手くいかなくても失敗しても自分を責めすぎないことです。頑張るのは他の誰でもない自分であって、そんな自分を責めるのは自分の可能性を否定してしまうことと同じです。何か一つでも自分の武器になる教科や分野、単元を見つけてそこを伸ばすことができれば十分です。私は国語に可能性を与えてくれた先生や暖かいこの塾に感謝でいっぱいです。