創研学院からのお知らせ |
2021-10-15
2021年10月12日、東洋英和女学院中等部の創研学院主催説明会をZOOMにて開催致しました。
2021年10月12日、「東洋英和女学院中等部」の創研学院主催説明会をZOOMにて開催致しました。
柿野教頭先生の快活で、温かいお人柄に引き込まれ、あっという間に説明会は進んでいきました。最後は、入試広報の中村先生が様々な質問に答えてくださいました。
柿野教頭先生ご自身が東洋英和女学院小学部からのご出身で、お子様も東洋英和女学院に通われたそうです。そのような経緯からも、教頭先生のお話から、東洋英和女学院の伝統と品位だけでなく、懐の大きさ、温かさを感じることができました。
最後に行われた質疑応答では、「社会の入試試験は、漢字で書かないと×になりますか?」という質問に対して、〇×に関しての明言はありませんでしたが、「常用漢字(テキストに漢字ででてくるもの)は漢字で書くのが望ましいです」と、お答えくださいました。さらに、国語の漢字問題では、「トメ・ハネ」をしっかり見て採点しますとも仰っていました。
東洋英和女学院は、カナダ・メソジスト教会の婦人ミッションで派遣された“マーサ J.カートメル”初代校長により、1884年に創立されました。
当時は女子に教育を受けさせるという価値観がない時代、はじめての生徒は2名だったそうです。
「神を敬い、人を愛する」=神様に愛されている自分を大切にする、同じように家族、友人を大切にするという“自己肯定”と“他者尊重”の精神、「敬神奉仕」の教えが脈々と受け継がれています。
キリスト教教育の基盤である「礼拝」は毎朝行われています。「敬神奉仕」の「奉仕」として、ボランティア活動も盛んです。
「どんなお子様に入学してほしいですか。」という質問には、「どんな生徒でも構いません。」というお答えをいただきました。
一人一人、神から授けられた才能「タラント」を持っており、自分がその「タラント」に気づき、他者や社会に対して何ができるかを考えていけるよう、育てていかれるとのことです。おそらく「敬神奉仕」を実践していけること、それが入学にあたっての第一条件なのではないでしょうか。
このように、東洋英和女学院には「多様性」を受け入れる土壌があり、多様性の中で化学反応が起こる場所だと思います。
授業では、聞く、話す、書く、読むという4技能を使った学習が基盤になっています。ネイティブの先生方が、さまざまな科目の学位を取られているなど、英語を使って色々なことを教えることのできるような体制になっているそうです。留学制度も充実しており、「海外留学支援室」では留学カウンセラー兼アドバイザーが常駐されているので、海外研修や留学の情報を得ることも出来ます。
「海外短期留学」では、留学した後に留年することなく、次学年にそのまま上がることができ、「海外認定留学」では、留学中に取得した単位を東洋英和女学院高等部の単位に置き換えることができるので、安心して留学に送り出すことができます。
また、模擬国連や英語のディベート大会にも積極的に参加されています。文化、民族、科学、国際社会への関心、クリティカルシンキング(論理的・懐疑的思考力)を養う授業を通じて、ただ大学受験のために英語を学ぶのではなく、自分たちが国際社会で活躍するためのツールとして、英語教育が行われています。
これからの時代を生き抜く上で欠かせない教育の一つです。コロナ禍より前から、個人PCを持たせ、ICTが当たり前にあるように、指導されていらっしゃいました。そのため、コロナ禍による休校措置下においても、すぐに授業を配信することができたと仰っていました。このように、どのような時でも学習機会を確保できるような体制が学校には整っています。
充実した通信環境で、ホワイトボード兼スクリーンの壁面になっている「マルチラーニングルーム」や、電子黒板が設置され、生徒のデバイスと連動させて授業を行うことのできる「社会科教室」も整備されています。
さらに、生徒会役員選挙もオンライン投票で行われました。デバイスやセキュリティの基本知識を身につけ、インターネットの世界のモラルやリテラシーを日常的に学んでいるからこそ、生徒自治においても、オンラインを使用して活動することができています。
21の文化系クラブ、7つのスポーツ系クラブがあり、入学後はどこかのクラブに所属します。クラブ活動は中学1年生~高校2年生まで、同じクラブに所属するので、学年を超えた集団活動の中で、色々なことを学んでいきます。
校内1、2位の人気を誇るのは「ハンドベル部」で、中高合わせて70名ほど在籍しています。「合唱部」はNHKの全国大会で毎年のように賞を獲得、「英会話部」は全国英字新聞甲子園で全国最優秀賞を獲得したなど、それぞれのクラブ活動が活躍を見せています。
東洋英和女学院には多くの指定校推薦枠があります。ですが、生徒たちは自分のやりたいこと、目的に合わせて進学先を選ぶ傾向にあるようです。中には、東京藝術大学や宝塚音楽学校に進学する生徒もいらっしゃいます。
学校側として、「偏差値の高い学校に行く方が良い」という指導はされていらっしゃらないということが、お話を聞く中で伺われました。それは、東洋英和女学院に息づいている「敬神奉仕」の精神において、生徒自身の才能「タラント」を大事にされているからだと思います。
生徒が自分の「タラント」と「使命」を探求し、教師はそれを見守り、支えていくという、東洋英和女学院の包み込むような教育を、説明会を通じて感じることができました。
今後の東洋英和女学院の説明会は下記の通りです。(11月6日(土)は満席)
・11月27日(土) 入試説明会(小学6年生対象)
・12月27日(月) 学校説明会
どちらも予約制ですので、詳しくはHPをご覧ください。
ぜひ東洋英和女学院の魅力を、学校に直接足を運び、感じられてはいかがでしょうか。
所在地 | 〒106–8507 東京都港区六本木5丁目14–40 |
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交通アクセス | 都営大江戸線「麻布十番」駅 徒歩5分 |
設立年 | 1884年 |
創立者 | マーサ J.カートメル |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。
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