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山脇学園中学校 説明会を開催しました!【開催レポート】

 

 

2022年5月31日(火)創研学院主催 山脇学園中学校の学校説明会を開催しました。

 

学校の建学の精神、教育方針、学校での学び、入試情報について西川史子校長先生、高村隆博高校教頭先生、鎗田謙一中学教頭先生、入試広報部長の関谷記子先生よりお話を伺うことができました。

 

 

教育目標

 

未来に向かって歩いて行く道は一本道ではなく、分かれ道に迷うことやでこぼこ道に立ちすくむなど苦難や困難があるかもしれません。どんな道でも歩み続けていくためには、原動力となる強い思いと、見失うことのない道しるべが必要になります。山脇学園ではこの道しるべのことを「志」呼んでいます。

 

・自ら求め深く学ぶ

・志を抱き未来を拓く

・互いに思いやり仲間とともに創る

この3つを大きな教育目標としています。

 

山脇学園では中高6年間で人文科学・社会科学・自然科学の各分野からの視点を融合し、「総合知」をコンセプトとした実社会で活きる、多様な学びのアプローチのカリキュラムを編成しています。教科・教科横断科目・総合的な探究の時間の中で、探究的な学習活動を行い、社会で活用できる実学的な学びを行います。

 

また、全生徒がiPadとアップルペンシルを所持し、iPadを用いた双方向の授業展開が行われています。また生徒一人ひとりの到達度に合わせた学習課題を出すために、AI技術を利用したアダプティブラーニング教材を導入し、授業内・放課後などに教員やコーチングスタッフとともに利用する時間を設け、教材に取り組むモチベーションを常に高めることが出来る環境を整えています。

 

 

校章

ハートの中に凛とした富士山を抱いた校章は柔らかく丸い心に気高い「志」を持ち続ける山脇生の姿を表しています。

山脇学園の「志」を育てる教育の核になっているのが3つのアイランドです。

 

▼イングリッシュアイランド(EI)

国際社会へ飛び出す勇気を育てることを目標にしています。

 

 

イングリッシュアイランドでは教員も生徒もコミュニケーションは原則すべて英語で行います。校舎の中にイングリッシュアイランドという異国エリアがあり、恥ずかしがることなく生き生きと英語を使い、英語を“ツール(道具)”とした活動を行います。

 

中学1年生~中学3年生まで週に1時間「イングリッシュアイランドステイ」という授業で、4技能5領域をバランスよく伸ばしていきます。

 

参照:山脇学園中学校公式HP

 

中学3年生では英語に興味を持っている・英語力を伸ばしていきたい生徒向けに「英語チャレンジプログラム」というクラスが2クラス設置されます。

 

1年間、日本人教員とネイティブ教員の2人が担任のクラスに所属し、朝礼・ランチ・終礼などのクラス活動ではすべて英語を使用することを目指しています。

 

放課後学習や校外学習で、英語でのディスカッションなどの様々なプログラムにチャレンジし、1年間の取り組みの成果を試す場として「イギリス語学研修(2週間)」に行き、ホームステイをしながら現地で座学とフィールドワークを通してイギリスの文化を学び、英語力をより一層高めます。

 

様々な国際教育プログラム

これ以外にも山脇学園では様々な国際教育プログラムを行っています。

 

・Y.G.E.P(ヤマワキ・ガールズ・エンパワーメント・プログラム)

将来、国際社会で活躍するための勇気と気概を目覚めさせ伸ばすための取り組み。中学3年生~高校2年生対象の「エンパワーメントJr.(基礎)編」は初めての海外語学研修への参加を勇気づけるプログラム。海外語学研修を疑似体験することが出来る。

 

・海外大学進学プログラム

海外大学進学に向けてのプログラム。「海外大学進学セミナー」は海外の教育制度から先輩の進学体験紹介まで志を実現する道筋が見えるようなテーマを扱うプログラム。「TOEFL・SAT・IELTS」講座や「海外の約40大学への推薦制度」など、海外大学進学に向けてのサポートも充実している。毎年4~5名程、海外大学に進学。

 

・英語イマージョンウィーク(中学1・2年生)

・ブリティッシュヒルズ研修(中学2年生)

・イギリス語学研修(中学3年生)

・オーストラリア語学研修(高校1年生)

・オーストラリアターム留学(高校1・2年生)

・1年留学プログラム(高校1年生)

・アメリカ語学研修(高校1・2年生)

 

 

▼サイエンスアイランド(SI)

「なぜだろう」を深く掘り下げることを目標にしています。

 

 

山脇学園には様々なSIプログラムがあります。

 

・サイエンティストの時間

参照:山脇学園中学校公式HP

 

中学1・2年生の週1時間、理科の授業とは別に設けられたサイエンティストの時間。基本的な実験操作の習得と考察力・表現力を磨く探究型のプログラム。サイエンスアイランドのある場所は元々、短期大学の敷地であったため、本格的な実験・研究設備で“小さな科学者”として様々な活動に挑戦します。

 

・科学研究チャレンジプログラム

参照:山脇学園中学校公式HP

 

中学3年生の1年間、「科学研究チャレンジプログラム」が1クラス設置されます。参加者は①ロボットプログラム②パソコンプログラム③生物プログラムの各研究グループに分かれて様々な研究活動を行っていきます。昼休みや放課後にはSIの「生命科学系継続研究室」「科学技術系継続研究室」を使って本格的な研究に取り組みます。大学の先生や大学院生に教えてもらいながら1年間継続して専門的な研究活動を行うことで、自然科学の分野への志を高めます。中学での科学研究チャレンジプログラムは、高校のサイエンスクラスへ発展していきます。

 

 

▼リベラルアーツアイランド

2022年冬に新しい探究学習エリアとして生まれ変わります。

 

 

・探究基礎

学習指導要領が変わり、新しく高校過程で必修になった「総合探究」。山脇学園では中学3年の週1時間「探究基礎」としてデータサイエンスの基礎知識・社会調査・プレゼンテーションなどについて学び、様々な社会問題について多角的な視点から考える活動に挑戦します。探究基礎で培った力は、高校での総合探究で主体的に問題解決を行うための土台となります。

 

・総合的な学習の時間(中学)

・総合的な探究の時間(高校)

 

▼「志」の実現を手助けするプログラム

 

・自学館

「志(進路学習情報センター)」「知(図書館)」「学(自習室)」の3つのエリアからなる学びの空間。個人学習ブースは平日18:30まで利用可能。

 

・プレテスト、補習

中学の英語・数学においては、各考査まで約半分の期間が過ぎたところで、基礎重視のプレテストを実施し、生徒たちは理解が不十分な点を把握し、定期考査に向けて取り組みます。担任は定期的に学習面談を行い、必要な生徒には補習を行います。

 

・SSI(セルフスタディ・アイランド)

自習室にスタッフやチューターが常駐し、質問や疑問にいつでも対応できる自学自習エリア。毎日18:45まで利用可能。

 

・放課後レベルアップ授業

中学では高校入試レベルの問題にチャレンジする英語・数学の講座、高校では英語アカデミックライティング講座や難関大を目指す生徒のための数学演習授業など、普段の授業とは一味違う多様な講座を開設。

 

入試について

▼日程

2/1A日程(午前):4科目

2/2B日程(午後):2科目

2/4C日程(午前):4科目

2/1午後:国・算1科

2/3午後:探究サイエンス(理科・課題研究)

帰国生入試(Ⅰ期・Ⅱ期)

 

 

▼各科目について

■算数

大問4題。大問1は基礎的な計算力が問われる問題が集められています。計算問題が2問程度、小問が7問(濃度算・旅人算・求角が頻出)基本的な問題が多いため、基本的な解法を抑えておけば確実に得点できるようにしましょう。

大問2~大問4は2~4問の小設問をともなった大問となっており、数量・図形・特殊算の各分野から標準的な難易度の問題が幅広く出題されます。全体的に図形問題の出題が多く見られます。

全体的に基本的なことを問う問題が多く、あまり難易度の高い問題は出願されませんので基本的な解法を各分野にわたってまんべんなく学習し、身につけることが重要になります。

■国語

大問4題。文章読解3題(論説文2題・文学的文章1題)、知識問題1題の構成。
記号選択、適語・適文の記入、書き抜き、30字~45次程度の文章記述

文学的文章は心情を問う問題が中心。論説文では接続語などの補充や理由を問う問題などが出題されます。

知識問題は慣用句・ことわざ・四字熟語・敬語・外来語など幅広く出題されます。漢字の書き取りはほぼ毎年出題されており、同音異字・同訓異字などが出題されます。

日頃から多くの文章に触れ、登場人物の性格や気持ち、説明文では対比や言い換えに注目し、作者が伝えたい事柄(主題)をくみ取りながら読む訓練をしていくことが重要になります。

漢字・知識は基本的な問題が中心ですのでしっかり覚えて得点できるようにしましょう。

 

■理科

大問4題。各分野からバランスよく出題されています。実験の結果をもとに考える問題や見慣れないテーマを扱った問題もしばしば出題されます。1つの大問で複数の分野の融合問題が出現されることもあります。

全体的に基礎的な内容の問題がほとんどです。基礎知識を早いうちに身につけ、問題演習でアウトプットの練習をできるようにしましょう。

物の燃え方、力学(てこ・滑車・輪軸・浮力・ふりこ・ばね)などの計算問題も毎年出題されています。このレベル帯の学校を目標とする受験生は理科の計算問題を苦手にする傾向にあります。計算問題というだけで毛嫌いせず、しっかり取り組むようにしましょう。

 

■社会

大問3題。各分野からバランスよく大問1題ずつ出題されます。地理は地形図の読み取り、日本の農林水産業、工業、貿易、資源、自然と国土などが出題されます。

統計資料を用いたものが多く出題されます。また世界地理も出題されるので注意が必要です。歴史は特定のテーマに沿った出題が多く、政治・文化や宗教・外交・戦争・世界遺産や世界の歴史に関する問題が出題されます。また各時代の物や出来事・人物が問われるほか、年代順に並べかえさせる問題も多く出題されます。公民は三権分立の仕組みがよく出題されます。国会・内閣・裁判所の仕組みと働きはしっかり理解しておきましょう。地方自治・日本国憲法・環境問題・国際関係や時事問題もよく出題されるので注意が必要です。

全体的に基礎的な内容の問題がほとんどです。基礎知識を早いうちに身につけ、問題演習でアウトプットの練習をできるようにしましょう。

 

 

山脇学園中学校 基本情報
所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂4丁目10−36
交通アクセス

「赤坂見附駅」下車→徒歩5分

「永田町駅」下車→徒歩10分

「青山一丁目駅」下車➝徒歩7分

「赤坂駅」下車➝徒歩7分

設立年 1903年
創立者 山脇 玄

 


 

 

創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

 

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

 

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