創研学院からのお知らせ |
2022-07-01
例年よりも多くの方にご参加いただきました。
明治初期、アメリカから来たキリスト教宣教師によって建てられた3つの学校がルーツで、「愛と自由と奉仕の精神」を大切にしています。
一人ひとりの個性をたいせつにする学校で聖書にある「地の塩・世の光」ということばがスクールモットーです。
隣人の良さを引き立てるのが塩、光は暗闇を照らしぬくもりを与えてくれるもの。
生徒にはリーダーであると同時に仕えることを忘れない「サーバントリーダー」になってほしいと願っています。
希望者は青山学院大学に進学することができます。大学付属校だからこそ、受験勉強に縛られることなく自由に6年間を使うことができ、さまざまなことにチャレンジして、豊かな創造力を持った人になってほしいと願っています。
これからの時代は、「自分」ではなく、柔軟な姿勢と表現力、そして他人と協力して何かを創造する力が求められるので、柔軟で創造性に富んだ生徒を育てることが目標です。
競争より協力を重んじ、ありのままを認める、バランスの良い人間性を育てる教育を行っているのが特徴です。
▼キリスト教教育
キリスト教信仰に基づく人格教育を重視しています。キリスト教教育の柱は、2時間目と3時間目の間に行われる15分間の礼拝と、週に一度の聖書の授業です。
聖書の授業では、キリスト教についてだけでなく、人間としての生き方についても学びます。
校庭の特別清掃や老人ホーム訪問も奉仕活動の一環で、クリスマスやイースターなどの宗教行事は、中学校の学校生活の大きな節目となっています。
現在の礼拝はコロナ禍のために映像配信ですが、本来は全学生が講堂に集まり、聖書の言葉や物語を通して、自分の力で生きていく術を学びます。
※当日の説明会の様子です。例年よりも多くの方にご参加いただきました。
自由で明るいのびやかな学校であり、細かい規則で縛るのではなく、学習に不必要なものは持ってこない、自らが責任を持つように指導をしています。
全学年が32人ずつの8クラスに分かれています。初等部からと中等部からが男女それぞれ半々ずつ入学し、自分とは異なる立場の友人を作ることができます。
初等部出身者と仲良くなっていけるかという質問が毎年あるそうですが、中学受験で入ってきた子も初等部から上がってきた子も1週間もすればあっという間に打ち解けて仲良くなります。
中学校で新しい友達が出来ることを楽しみにしている初等部出身の生徒から積極的に声をかける場面が多くあるそうです。
聖書を含む10教科全てを大切にしてほしいと思っており、大学の特別授業、理科の実験、沖縄の修学旅行、歌舞伎鑑賞教室など、本物に触れることを大切にしています。
また、結果だけでなく、授業をしっかり聞く、レポートを仕上げるなど、学びの過程も大切にしてほしいと考えています。
校舎は2019年に新校舎になり、地下1階・地上6階で真ん中が吹き抜けになっているとても明るく綺麗な校舎です。
東・西・南の庭にはビオトープがあり、都会の真ん中でもカブトムシやトンボなど多くの生き物を観察することができます。
ホームページにはパノラマ施設紹介ページがあり、学校の雰囲気を感じられるようになっています。
(参照:青山学院中等部HP)
大学の人文・社会学部は中等部キャンパスに隣接する青山に、理系学部は相模原にキャンパスを構えています。
中等部の生徒の約95%が高等部に進学し、高等部の生徒の約85%が青山学院大学に進学します。
残りの約15%は国公立や早慶上智など他大学へ進学します。青山学院大学への推薦枠を持ったまま他大学を受験することはできません。
全ての授業を教科専用の授業で行う教科センター方式を導入しています。各フロアで教科が決まっており、生徒は授業によって教室を移動します。
社会科の教室には地図や地球儀が置いてあるなど、教科ごとに教室の環境を工夫しています。
※現在は、新型コロナウィルス感染対策として、移動による感染リスクを軽減するため、HRでの授業を行っています。
▼教科センター方式を取っている主な狙い
教科センター方式を取っている主な狙いは2つあります。
1つは、「座れば先生が入ってきて授業が始まる」という受動的な姿勢から、理科の実験室と同じように、英語でも国語でも社会でも、科目ごとに教室に行くという能動的な姿勢になってほしいということです。
もうひとつは、ICT(情報通信技術)を活用した教育を進めていく上で、より専門性に特化した授業を行うためです。
先生が休み時間に毎回教室を移動するとなれば、パソコンをセットするのがやっとで、どこかで内容的に妥協せざるを得ない可能性が多くなります。
しかし、教科センター型であれば、先生はあらかじめ教室にパソコンを設置しておくことで、生徒が来たらすぐに授業を始めることができますし、パソコン以外に+αの教材の準備もすることが出来ます。
また、休憩時間に生徒が質問できる時間も確保できるため、より質の高い授業が可能になります。
教科教室の周りにはメディアスペース(MS)というオープンスペースがあり、フロア全体が学びの場になっています。
MSには教科に関する資料や過去の生徒の発表物が置いてあるスペースや自習スペースがあります。
また、中等部3年生では週2時間、従来の科目にとらわれない選択授業を行っています。
韓国語・ソーシャルイノベーション入門・暗号・名画の描写など、ユニークなものも多く、生徒は自分が関心のあるものをさらに深めていくことが出来ます。中等部教育の大きな特色です。
▼ICT教育も強化
中等部は昨年度より1人1台タブレットPCを配布し、ICT教育にも力を入れています。
休校期間は大学でも導入しているコースパワーという教員・生徒と双方向のやりとりができるものを使って授業を行っていました。
▼国際交流
2015年から2019年までの5年間、高等部は文部科学省の「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」に指定され、長期留学生を受け入れています。
また、オーストラリア・ホームステイプログラム、フィリピン訪問プログラム、韓国・学校訪問プログラム、オンライン交流プログラムなど、異文化に触れながら国際感覚を養うプログラムが充実しています。
平和・共生への取り組みにも力を入れており、東ティモールのコーヒー農家でフェアトレードを学ぶスタディツアー、修学旅行の長崎では原爆の被災者の話を聞く機会、東日本大震災で被害を受けた宮古市の高校との交流などを行っています。
この経験を通して平和共生論文を高校2年時から3年時にかけて執筆します。
<日程>
2/2午前:4科目
<各科目について>
▼算数
大問14題。小問16問と試験時間に対して問題量が多いのが特徴です。出題範囲は全分野にわたっており、各単元の知識をまんべんなく見ることに出題の重点が置かれています。
高度な解法が必要になる問題はあまり多くはあるませんが、ある程度時間のかかる問題もまぎれているので、解ける問題から手早く処理をしていくことが重要になります。
▼国語
大問5題。文章読解4題、知識問題1題、小問36問と試験時間に対して問題量がかなり多いのが特徴です。
また読解問題の素材も説明的文章・文学的文章・随筆・詩・韻文と解説文などバラエティーに富んでいます。
設問の内容は「心情の読み取り、文脈の理解、指示語、主題、要旨、文の順序、言い換え、語義、漢字」など、幅広いテーマで出題されます。
また解答用紙が横書きというのも特徴的です。1題の文章自体はそれ程長くないので時間内に解き終わるように手早く処理できる訓練をすることが重要です。
▼理科
大問5題。小問25問で25分と試験時間に対して問題量が多いのが特徴です。
出題内容は基礎的な事柄をベースにした問いがそろっています。
最初の大問は小問集合で、科学に関する時事的なニュースについても問われるので対策が必要です。
出題分野に偏りはないため、基礎的な知識を早いうちに身に着け、問題演習でアウトプットの練習をすることが重要です。
力学、中和反応や濃度、表やグラフをもとに計算する問題も出題されるので積極的に取り組むことを心掛けてください。
▼社会
大問6題、小問24問。出題形式は標準的です。
分野別にみると地理と歴史のウェートが高く、歴史分野は大問ごとに概ね時代が区切られて出題されます。
地理は地図・地形図や統計表などを読み取らせる問題も出題されます。公民は政治の仕組み、憲法、環境問題、災害対策のような身近な話題や時事的な出来事が取り上げられています。
世界遺産や最新の国際情勢、新しい話題についてもよく出題されるので、新聞を読んだり、ニュースを見たりして常日頃から関心を持つことも重要な対策です。
所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷4丁目4-25 |
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交通アクセス |
「渋谷駅」宮益坂方面出口より徒歩13分 「表参道駅」B1出口より徒歩7分 都バス 渋谷51乗り場(都01系統 新橋駅前行)「青山学院中等部前」徒歩2分 |
設立年 | 1947年 |
創研学院では各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。
一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。
また、創研学院生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。
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