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大妻中学校 説明会2023開催レポート

2023年9月14日(木)創研学院・ブレーン主催 大妻中学校の説明会を開催しました。
昨年はコロナ禍で校舎に伺うことができなかったため、今回が初めての学校開催となりました。校内見学などを通じて、話を聞くだけではわからない魅力を感じることができました。

まず、当塾創研学院の首都圏本部長 山本より挨拶、その後、入試広報部部長 長谷先生よりメインとなる学校のご説明をいただきました。

メッセージをいただきました!

まず初めに、大妻中学校の長谷先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けてメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。

学校説明会スタート!

▼大妻中学校の魅力

大妻中学校の生徒の第一印象は、「パワフル」で「素直」な印象でした。スライドでは体育祭やバトン部の写真が映し出され、積極的に学校行事に取り組んでいる様子が伺えました。

説明会では校長の梶取弘昌先生からお話をいただきました。梶取先生は大妻中学校の生徒を「活発」、「元気で明るい」とおっしゃっていました。休み時間は明るい話声が聞こえ、移動教室の際は歌を歌いながら移動している生徒もいてとても賑やかだとお話をされていました。説明会の途中の休み時間も明るいおしゃべりが聞こえてきました。

先生と生徒の距離感が近いのも大妻中学校の魅力の一つです。校長室のドアはいつも開いており、休み時間になると生徒が校長先生とお話する光景がよく見られるとか。先日は文化祭で校内に掲示する俳句を作ってほしいとお願いをしに来た生徒がいたそうです。

また大妻中学校の部活動は昨年全国大会で第9位の成績をおさめたバトントワリング部だけでなくマンドリン部、バレーボール部などの部活動、文化祭の発表では日本舞踊や書道などもあり、どんなお子様にも合った学校生活を送れるようになっているとおっしゃっていました。

この学校で特に大事にしていることは、「自立」することだそうです。行事や部活動では、生徒一人一人が最後までやり遂げることを意識しています。また、学校生活においても「自ら考える」ことを重視しており、人に意見を聞くのではなく、まずは自分たちで話し合って物事を解決させます。

またみんなが納得し、みんなで作り上げるからこそ生まれる「集団突破力」というものを育んでいきます。

在校生、卒業生による学校生活についてのビデオメッセージでは共通して生徒全体に「思いやり」があり、自分のできないことは友人が、友人ができないことは自分がという気持ちを持っている、すべてのことが「みんな」で行う「みんな」の作品という意識がある一方で、集団の中で自分は何をするのか、どういうことができるのか考え、集団の中での個を大事にしていると言っていたことから、「自立」と「集団」のどちらも大切にしていることが分かります。

こういった6年間の学びを通して、自分が将来何をしたいのか、どこの大学に行きたいのかを考えさせ、常識にとらわれず、自分の好きな生き方ができるようになることを目標としています。

参照:大妻中学高等学校HP

授業・勉強面においても充実しており、先生によって様々な個性のある授業が展開されています。
例えば、国語。こちらはプレゼンテーションの機会が多く、自分の意見を自分の言葉で説明する力が養われます。長期休みに入ると、生徒たちにはしっかりと課題が出され、自分たちで勉強とプライベートの時間の管理ができるように求められます。

数学の特別講座では自分でテーマを見つけ、それを数学的アプローチで考える学習を行い、「バレーボールでアタックを確実に決めるには」といった高度な数学を用いるものから、「告白はいつどのような時間にどこで成功する確率が高いか」など数学の範疇を超える内容も自分で考え、考察したそうです。

また、他にも数多くの講座が開講されており、自分が興味・関心のある分野をしっかりと学ぶことが出来ます。

次世代としてグローバル教育では模擬国連を行い、『SDGs弁当』の提案などが今自分の置かれている立場を超えて考え、それについて自信を持って発言するということも行っています。

全国高校模擬国連大会では優秀賞を受賞し、NYに派遣される日本代表となったこともあります。

また生徒側も自分たちで企画書を作成し、いろいろな取り組みを行うなど「自立」を重んじる教育が行われています。

校訓「恥を知れ」

質疑応答

続いて、保護者の皆様よりいただいておりました質問事項につきましての回答をご紹介します。

一般入試の傾向に変更はありますか?

入試の難易度・傾向に変更はありません。過去問で傾向対策をしっかりと行うことが大切です。基礎・応用ともバランスよく出題します。算数は全問記述式で途中式まで見ます。解答が誤答であっても考え方の部分も評価しますので図や式をのこしておくようにしてください。

また、それほど多くありませんが、繰り上げ合格もございます。

【日程】2/1、 2、 3、 5 

【倍率】2/1・・・ 2.1倍  2/2・・・2.0倍  2/3・・・3.0倍  2/5・・・4.0倍

【得点合格率】65~70%

※一般入試で第1~3回のうち、2回以上受けている人を優先して繰り上げ合格を行っております。

大学入試は一般入試で合格する方と推薦入試で合格する方の割合はどれくらいですか?

合格者の約8割は一般入試です。
推薦入試は卒業生265名中42名(2割未満)が利用しています。(2022年度回答)

英語の授業はレベル別ですか?

中学校では通常の授業は、レベル別に分かれておりません。ただ、放課後に「アドバンス英語レッスン」 という講座を開講しており、発展的な内容を扱っております。(2022年度回答)

通塾率はどのくらいですか?

そこまで高くはありません。学校の授業がしっかりしているため、授業のみで完璧にしている生徒が大半です。

予習の仕方をしっかり教えているため1日の学習時間も予習+小テストの勉強(計1~2時間程度)でしっかりと定着させることができます。

内部進学の割合

大妻女子大学へ内部進学する生徒はあまりいません。ほとんどが外部受験をします。
基本的に10人行かないくらいの人数です。(2022年度回答)

終わりに

大妻中学校では、「自立」と「自律」が多く求められる印象を受けました。行事・部活動だけでなく、普段の授業でも自分たちの力だけで意見をまとめ、発言させる機会が多いようです。こういった習慣が、次第に当たり前と感じるようになり、生徒たちが社会に出てからも通用する人材を育成することが出来ているように思います。また、女子校ということもあり、女子ならではの強いつながりを作ることが出来るのも嬉しい点です。

また集団の中にいてもその中の1人ではなく、個として自分自身が集団の一部を担っていると思えるように教育を進めているように思いました。自己肯定感も高く、自分自身を受け入れることが出来ているからこそ他の生徒へ「思いやり」を持って接することが出来、建て替えから20年たった現在でも非常にきれいな校舎からは生徒たちが大切に使っている様子がうかがえました。

ぜひ学校主催の説明会にもご参加ください!→ 大妻中学校の公式HPはこちら

写真ギャラリー

正門
体育へ移動する生徒たち
化学室
解放感あふれるラウンジ
打ち合わせをしている先生がいらっしゃいました
カフェテリア
和室
図書室
賞状トロフィーもたくさん

大妻中学校 基本情報

所在地〒102-8357 東京都千代田区三番町12番地
交通アクセス・東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口 徒歩5分
・東京メトロ有楽町線/南北線/都営新宿線「市ヶ谷駅」A3出口 徒歩10分
・JR中央線/総武線「市ヶ谷駅」徒歩10分
・東京メトロ半蔵門線/東西線/都営新宿線「九段下駅」2番出口 徒歩12分
設立年1908年
創立者大妻コタカ

創研学院・ブレーンでは各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院・ブレーン生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

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