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  • 学校説明会レポート

東洋英和女学院中学部 説明会を開催しました!

2023年7月3日(月)、晴れて暑い中、「東洋英和女学院大講堂」にて、創研学院・ブレーン主催 東洋英和女学院中学部の学校説明会を開催しました。

東洋英和女学院中学部は去年に引き続きの開催となり、説明会のあとには校舎見学も実施していただきました。

メッセージをいただきました!

東洋英和女学院中学部へ

八雲学園中学校の最寄り駅は都営大江戸線「麻布十番駅」。学校へは徒歩約5分で到着します。

東京メトロ南北線から下車の場合は、徒歩約7分です。

※東京メトロ日比谷線「六本木駅」(徒歩約7分)、東京メトロ千代田線「乃木坂駅」(徒歩約15分)からの通学も可能です。

麻布十番駅を出て右に直進し、交差点を渡らず右に曲がると鳥居坂があります。この鳥居坂を進んでいき、暫くすると東洋英和女学院が見えてきます。途中には大学院棟や正面玄関がありますが、これらを過ぎた先に正門があるため、この点は迷わないよう注意が必要です。

説明会開始

まず、当塾創研学院本部長 山本 より挨拶、そして教育方針について 中学部長の 石澤 友康 先生 より、学校での学び・入試情報について 入試広報主任の 飯川 厚 先生 よりお話を伺いました。

東洋英和女学院について

東洋英和女学院さんは1884年メソジスト教会婦人ミッションのマーサ・J・カートメルが設立したミッション系の学校です。キリスト教を布教する際、当時の女性に自由や教養がなく、あまりキリスト教を伝えることができなかった経験から、カナダにある教会に支援を得て日本の女性のための学校を設立したのがきっかけです。それ以来、139年間「敬神奉仕」の精神を貫いています。

敬神奉仕の精神

前述の通り、東洋英和女学院の建学の精神は「敬神奉仕」です。得てして建学の精神は形骸化されがちで、生徒も自身の学校の精神を言えないことも多いですが、当女学院の生徒さんたちはみなその建学の精神を言えるくらいに「敬神奉仕」という考え方が貫かれています。

敬神奉仕の「敬神」というのは神を愛すること「奉仕」というのは隣人を愛するということです。東洋英和女学院はこの敬神奉仕を実践できる人物の育成に力を注いでいます。実際に敬神奉仕を実践できる人物を育成するため、キリスト教教育が基礎におかれています。他のキリスト教系の学校に比べても、その度合いが強いのが特色です。毎朝大講堂に集まって挨拶とお祈りをし、また帰るときもお祈りをします。合宿や修学旅行などの学校行事も同様です。

このような土台の上に、①国際性を養うこと、②タラントに気づくこと、③感性・教養をみがくことの3つの教育が行われます。

英語教育

英語の授業は中学1年生では週6時間あります。授業では寸劇で英語の礼拝が行われたり、イベントが開催されることもあります。英語が苦手になることの一つの原因は正解を気にするということが挙げられますが、東洋英和さんではとにかく話すことが求められ、Extensive Reading(多読)にも取り組んでいます。その結果、高1のGTECでは全国平均731点のところ、平均986.5点(最高1279点)と他を大きく引き離し、91%の高1生が今すぐ留学やホームステイができる学力を有しています。

また、留学制度にも力を入れており、海外留学支援室では気軽に留学の相談をすることが可能です。英語圏以外にもアジア諸国にも力を入れており、近年では生徒の目はアジア圏にも向けられており、約20年前からバングラデシュに寺子屋を建て教育を支援する活動を続けています。今年は
ACEF(アジアキリスト教教育基金)の協力の下で生徒がバングラデシュへのスタディツアーに参加します。

充実した授業

東洋英和女学院では、英語教育以外の理数教育にも力を入れています。近年、理数系が好きな生徒は英語と同じほどに増え始め、現在ではおよそ30%の生徒が理数系の大学へ進学します。数学の授業は中学2年生から半分に分けて行われ、中学3年生からは英語と同様にグレード別に分けられます。英語も数学も授業の最初に小さな確認テストを行います。このテストは合格するまで続けられます。課題の量は英語と数学合わせて一日1時間~1時間半で終わるくらいの量です。

定期試験の成績があまり良くなかった生徒には、指名制のチューター制度があります。卒業生が1対1や1対2で丁寧に指導してくれるので、苦手な教科をそのままにせずに次に進むことができます。

さらに、ICT教育にも力を入れています。入学時に全員がChromebookを購入し、コロナ禍を過ぎた今、集団授業でChromebookをいかに活用するべきか、各教員がそれぞれ工夫をこらしながら授業を行っています。その他プログラミングや総合探究の授業でも使用され、故障や不具合があったときにすぐに対応してくれるICT支援室も完備しています。

休み時間の職員室

休み時間になると生徒は自由に職員室を出入することが可能です。生徒は気軽に先生たちと会話したり、質問したりすることができます。こうした安心できるアットホームな環境だからこそ、生徒と教師の距離も近く、なんでも相談できる信頼関係を築いています。

質疑応答

いじめや、不登校には、どう対応されますか?

相談室はスクールカウンセラーが常駐し、生徒も保護者もいつでも予約を取って相談できます。またスクールソーシャルワーカー、精神科の校医とも連携し、専門的なアドバイスを受けながら、困難を抱えた生徒に対応する体制を学校全体で整えていきます。

学校の雰囲気を教えてください。

学年を超えて仲がいいのも本校の特徴です。一つの階を中学生と高校生が共有するように、日常的に他の学年と触れ合うことができます。先生も生徒も敬神奉仕の精神を持っていて、学校は自宅のリビングのような安心感があります。そうした安心感から他者に声をかけやすい雰囲気です。来年140周年を迎えますので、それに合わせ、校舎の古い部分をリニューアル中です。さらに生徒が過ごしやすい環境へと進化しますのでご期待ください。

生徒のお昼はどうしていますか?

基本的にはお弁当ですが、売店が3~4時間目の間に購入できるので、そちらを利用する生徒もおります。また今年から仕出し弁当の注文システムを導入しました。朝9時半までにネットで予約すると日替わりの温かいお弁当を注文できます。

終わりに

説明会を通し、あらゆる場所に「敬神奉仕」の精神が貫かれていると感じました。また、生徒たちは明るく溌溂としていながら、気配りもしっかりできる印象を持ちました。

校舎全体を見渡せば、聖書のモチーフと共に、先生と生徒間の自由且つ温かい雰囲気を感じることができ、こちら側も笑顔になるような、そんなシーンに数多く出会いました。

入試では、特に読解力を重視しているということなので、高い国語力が求められるとのことです。

キリスト教教育を理解でき、”自分”を軸に人生を切り開きたいと考えている方には是非お勧めしたい学校です。

写真ギャラリー

東洋英和女学院中学部 基本情報

所在地〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40
交通アクセス都営大江戸線「麻布十番駅」徒歩5分
設立年1884年
創立者カートメル 

 


創研学院・ブレーンでは各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院・ブレーン生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

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