創研学院

創研学院からのお知らせ

  • 学校説明会レポート

日本大学豊山中学校説明会を開催しました!【開催レポート】

2023年7月11日(火)創研学院・ブレーン主催 日本大学豊山中学校の学校説明会を開催しました。

説明会の後には目玉であるエスカレーターに乗りながら校舎をすみずみまでご案内いただきました。

メッセージをいただきました

まず初めに、日本大学豊山中学校 広報主任で書道部顧問の田中先生より、本記事をお読みの学生・保護者の方に向けて揮毫いただきました。

日本大学豊山中学校へ

護国寺駅の1番出口より徒歩10秒という好立地である豊山中学校。
交通アクセスの良さもあり、遠方からの通学する生徒も珍しくなく、目的意識を高く持って通う生徒が多いそうです。そのような通いやすさも豊山中学校の魅力の一つです。

お隣の護国寺ゆかりの学校でもあり、真言宗豊山()(ぶざん)派・宗学林が前身です。近隣には緑豊かな環境が広がっています。

説明会開始

まず、当塾創研学院 用賀校校長の赤津より挨拶、そして中学校教頭の原田先生と広報主任の田中先生よりお話を伺いました。その内容はとても熱く、男の子の特性を良く理解しているだけに先生と生徒の枠を超えた関係性がお話の中から垣間見えました。

参加された保護者の方は、同じ年代の男の子を持つ親として時には大きく頷きながら、時には笑い声をあげながらの説明会となりました。

学校行事のご紹介

はじめに入学式、体育大会、そして卒業式の様子を紹介します。
より細かい内容については、公式HPの「年間行事 学校生活」をご参考ください。

①入学式

まだあどけない少年たちだが、凛々しい表情を見せてくれています。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

②体育大会

体育大会は、板橋区・西台にある専用グラウンドで行われます。クラブ対抗リレー(中学・高校)では生徒と先生方の個性が爆発!お互いの頑張りや好きなものを認め合える環境を象徴するイベントです。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

③卒業式

中1からの心身の成長は目を見張るものが!ゆっくりでも「ちゃんと」成長する男子の姿がそこにはあります。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

男子校のイメージを覆したい

男子校は、全国に2%しか存在しない希少な環境です。

そんな「男子校のイメージを覆したい」と田中先生は語ります。

体育部・学芸部の垣根がなく、好きなものでつながりあえる環境であり、決して「スポーツ校」だけではない側面、「文化系」の生徒も意欲的に活動していることを伝えてくださいました。

説明会の様子。広報主任の田中先生が熱く語ってくださいました。

保護者の方が、男子校に対して「無意識にもってしまう偏見」の存在があるケースもよく伺うそうです。

広報主任の田中先生

長年の経験上、別学だからこそ自分自身を開放でき、新たな気づきを得られることも多いです。

ぜひ一度、実際に学校に来てみてほしいとのことです。

▼日本大学の付属校というメリット

日本大学の付属校は国内に全26校あり、日大豊山は「正付属校」の内の一校です。その中で唯一の男子校となっています。

「学べない学問はない」と言われる日本大学には、多種多様な16学部85学科が存在しています。国内随一のスケールメリットを生かして、「学部選択」を具体的にイメージすることができます。

中学校教頭 原田先生からもご挨拶いただきました。

かつて、ある生徒から田中先生に「大学でユニバーサルデザインを研究したい」との相談があったそうです。

広報主任の田中先生

実際にオープンキャンパスや高大連携教育に基づく科目等履修生制度を通して、実際の学部レベルの研究に触れてみよう。そのうえでどれが自分の希望と重なってくるのかを判断していこう。とその生徒には助言させていただきました。

日本大学でデザイン分野を学べる環境は、理工学部・生産工学部・芸術学部等、複数存在しています。

「付属校であることを利用」しつつ、「自分のキャリア形成」をダイナミックに捉えることができます。

・日本大学への推薦方式

高1~3までの日本大学付属校全校で実施する「基礎学力到達度テスト」で選考される「基礎学力選抜」、一部学部を除いて国公立大学にチャレンジする生徒向けの「国公立大学併願方式」に加えて、学部から付属校に与えられる「付属特別選抜」の存在があります。

多くの生徒が、自身の望む学部・学科への進学を叶えています。

多様性を受け入れることで成長を促進する

学校案内をめくると目に飛び込んでくる、様々な生徒の姿があります。

広報主任の田中先生

部活動紹介のページではなく、男の子の紹介です。

個性はあって当たり前です。個性を出せる環境になっていますか?それを伸ばせる環境ですか?認めてくれる仲間がいますか?相手の個性をキャッチできる人になっていますか?

同じカテゴリ同士の仲間でないと友人関係を築きづらいということは、日大豊山ではありえないそう。

たとえば、学習面で秀でている生徒が一目置かれ、彼を取り囲んでテスト勉強を進めていた場面。

また、部活動で好成績を収めた生徒に対して、自然と周囲が彼の頑張りを認める声掛けをしたことで、次の大会でも好成績を収めたというエピソード。

同性に認められることで自然と自己肯定感が高まり、急速な成長がみられるのは毎年遭遇するケースなのだそうです。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

▼学習について

「体験・体感」「スイッチ」「失敗」

授業では基礎・基本を徹底して進めていきます。

中学生はMorning Assurance Program(朝テスト・5科・各10分)の繰り返しによって、短いスパンで自身の理解度を確認することができます。集計結果は学期ごとに本人に通知されるシステムとなっています。単元ごとに習熟度を把握しながら、自身でPDCAサイクルを回せるようになることが目標です。

広報主任の田中先生

中1時点では自ら計画的に学習を進めていくことは難しいケースも多く、いかに「段取り力」をつけるかが課題です。

保護者の方には、少しずつ手を離していってほしい、手を使わずして抱きしめていてほしい。とお伝えしています。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

▼部活動について

体育部・学芸部とも全クラブの顧問を日大豊山の先生方自身が務めています。

専門的な知識・技能をもつ競技・活動歴のある先生方自身が楽しみながら指導にあたってくださる環境は、生徒にとっても大きな影響があることでしょう。田中先生(書道部・スキー部)は「学習以外の場面での成長を、教員自身が見られるというのは大切なことではないか」とお話になっていました。

体育部のほとんどが競技ルールや予算・活動場所の関係上、高校とは活動を分けているケースが多く、学芸部は中高合同であるケースが多いとのことです(水泳・剣道・体操部は中高合同)。田中先生からは「まずは3年間続けてみてほしい」とのコメントをいただきました。

特に体育部は、多くの競技で強豪校として知られています。ですが、実際はあらゆるレベルの生徒が所属しているそうで、学校全体としては「あくまで一つの社会を学ぶ場である」という認識で活動にあたっているとのこと。気負いなく新しい分野に挑戦できる環境です!

またクラブごとに保護者同士のつながりも強く、様々な面で助け合える関係性が受け継がれているそうです。

参照:日本大学豊山中学校公式HP

▼入試について

第1回2月1日(木)午前100名
第2回2月2日(金)午後50名
第3回2月3日(土)午前42名
第4回2月3日(土)午後30名

年々志願者数が増加している日大豊山。2023年度は合格最低点がかなり上昇したため、2024年度入試問題は多少の変更を加える見通しだそうです。しかし「基礎・基本の徹底」という従来からの姿勢は崩さず、過去問に取り組むことで十分対応は可能とのことです。

また「優遇措置」として、第1回入試の前日までに複数回出願し受験した場合、合格判定の際に考慮されることが生徒募集要項に記載されています。これは、志望度の高い生徒の多くが複数回受験を申し込むケースが多いことを反映してのことだそうです。

「男子生徒の多くが力を発揮できる機会はそれぞれ。第一志望校にはあきらめずに粘り強くトライしてほしい!」とのメッセージをいただきました。

▼質疑応答

大学進学状況について教えてください。

2022年度卒業生については、95.1%(487名中463名)が現役での大学進学を叶えました。内訳は日本大学進学率が74.9%、他大学進学率が20.1%となっています。他大学進学者の場合、例年一般選抜型と推薦・総合型選抜型の比率は50%ずつとのことです。

英語学習のレベル設定や進め方、海外語学研修について教えてください。

英語の授業では、基本的に基礎基本を固めながら進めていきますが、英検合格の目安(中1・4級、中2・3級、中3・準2級)を掲げ、生徒の語学力向上に繋げているとのことです。

海外研修については、語学研修ホームステイ(カナダ・17日間・中2~高2対象)への希望者が年々増えてきたそうで、2024年度以降は、中学生(ニュージーランド)・高校生(カナダ)それぞれを対象とした新しい研修プログラムを計画中とのことです。

おわりに

説明会当日は想定外の猛暑の中で行われたため、図らずも「護国寺駅から徒歩10秒」のアクセスの良さを改めて感じる機会となりました。

エスカレーターや屋内プールに代表される校舎環境も素晴らしく、のびのびとした環境の中で「強く正しく大らかに」文武両道を実践できる環境だと感じました。

広報主任の田中先生をはじめとして、どの先生方も日大豊山の魅力や個性を真っすぐ伝えてくださり、また定期テスト明けの開放的な時期ではありますが、懸命に部活動に取り組む生徒さんからも爽やかな挨拶を返してもらいました。

多様性が謳われる昨今、決して「男子校だと“青春”できない」のではなく、「男子校だからこその“青春”を過ごせる」価値は、改めて見直されていくべきではないでしょうか。

写真ギャラリー

校舎外観。昇降口は2階になります
駅から10秒で遅刻0を目指せます
部活動等で使用するスクールバス ~「強く正しく大らかに」書道部の田中先生の字です~
エントランス前~スキー部がトレーニングをしていました~
最上階にあるプール~部員数200名近い水泳部が練習していました~
地下2階にあるアリーナ~バスケットボール部が練習をしていました~
廊下で自転車部が練習していました 気持ちの良い挨拶をしてくれました
美術室~美術部が文化祭に向けた作品を作成していました~
トイレ~男子校でもトイレはとてもキレイです~
教室~入退室管理システムを導入しています~
図書室~様々なジャンルの本が並んでいます~
売店 ~お昼にはお弁当などがたくさん並びます~
校内エスカレーター ~このエスカレーターに惹かれる生徒も多いそう~
書道部の大きな作品がお出迎えしてくれました

日本大学豊山中学校 基本情報

所在地〒112-0012 東京都文京区大塚5丁目40番10号
交通アクセス東京メトロ有楽町線「護国寺駅」1番出口 徒歩10秒
設立年1903年

創研学院・ブレーンでは各地域の人気の私立中学校を中心に、年間約40校、創研学院独自での学校説明会を実施しております。主に各私立中学校を会場とし、説明会と施設見学にご参加いただけます。

一般的な説明会よりも各中学校の先生方との距離が近い会となりますので、施設見学の後などに直接質問することも出来ます。本やインターネット上にはない、「生きた」情報が得られる説明会です。

また、創研学院・ブレーン生以外の生徒・保護者の皆様も無料でご参加頂けます。ぜひお知り合いの方もお誘い合わせの上ふるってご参加ください。

投稿一覧

  1. 2024-04-24

    創研学院主催 東京・神奈川 私立中学校説明会・見学会2024【前期】 スケジュール/申込サイト

  2. 2024-01-23

    中学受験コース:新学年は2月からスタート!

  3. 2023-12-20

    実践女子学園中学校 説明会2023開催レポート

  4. 2023-11-29

    普連土学園中学校 説明会2023開催レポート

  5. 2023-11-09

    【首都圏】創研学院 塾生限定 入試直前特訓(中3)/面接練習(小6) 実施します!

  6. 2023-11-07

    広尾学園中学校 説明会2023開催レポート

  7. 2023-11-07

    明治大学付属中野中学校 説明会2023開催レポート

  8. 2023-11-06

    東京農業大学第一高等学校中等部 説明会2023開催レポート

  9. 2023-11-02

    昭和女子大学附属昭和中学校 説明会2023開催レポート

  10. 2023-10-26

    日本大学中学校 説明会2023開催レポート



創研学院からのお知らせへのお申し込み